ゲイムマンのダイスステーション
日本縦断ゲーセン紀行
243.2年半ぶりの京都は雪景色だった
~京都編(9)~
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレイして、1面クリアーするごとに、
「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレイ¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレイ¥200なら¥200ずつ。
ゲームをプレイするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(前回までのゲーム路銀 ¥450 )
京都
2025年2月7日。19時18分発のぞみ459号で東京から京都へ。
久しぶりの遠出なので、準備だけでまず疲れてしまい、東京駅に来るまでにさらに疲れた。
金曜の夜なのに窓側の席が取れたのが幸い。
1月31日で閉店するゲーセンがあると聞いていたので、当初はその前日・1月30日に出発するつもりだった。
各施設の営業時間や定休日、各ホテルの値段や場所を調べ、ようやく日程が固まったとき、パソコンに表示された「旧正月」 の3文字。
春節休みとモロ被りだったことに、この段階でようやく気づいて日程全部組み直し……。
なぜか春節を2月の中旬くらいと勘違いしてた。なぜか春節休みの期間中も、多くのホテルに空きがあり、宿泊料も安かったのだ。
ゲーセンには、閉店が決まる前に行っとかなきゃだめだ。
なにしろ京都がオーバーツーリズムで大変という話を聞いていたので、今回の旅も京都じゃなくて、別の場所にしようかとも考えていた。
でもほかに行きたい土地が、大雪で大変らしい所とか、遠方なので久しぶりに旅行するには体力がもたなさそうな所とかばかり。
ホテルが空いてるんだったら、そこまで観光客も集中してないんじゃないかと思って、京都から日本縦断ゲーセン紀行を再開することに決めた。
雪などのせいで定刻より遅れ、京都に着いたのは21時42分。
今日の京都タワーは赤かった。
ホテルにチェックイン。
近くのセブンイレブンで、デミグラスオムライスを買う。道の端にうっすらと雪が積もっていた。
京都('25.2.8)
翌8日。3時半から8時半まで寝るつもりが、5時半と7時半に喉の渇きで目が覚めてしまい、7時半から結局眠れず。
旅の初日に寝られないのはよくあることで、前日の移動の疲れ、慣れない部屋、慣れない時間帯の就寝(普段は極端な夜型生活)、あと気温の低さと空気の乾燥など、いろいろ原因があると思う。
(※この3日後から別のホテルに泊まったが、そのホテルでもやっぱり喉が渇いて目が覚めたので、やっぱり空気が乾燥していたのか。このホテルでは加湿器を貸し出しているそうなので、使えばよかった)
昨日セブンで買っていたパンケーキを食べる。
X(twitter)を見たら、雪のため今日の京都競馬場のレースが全て中止になった という情報が。
カーテンを開けて外を見てみたら、ここでも降ってた。積もってた。
2年半ぶりの「日本縦断ゲーセン紀行」。前回の中断地点、京都鉄道博物館へ向かう。
最寄り駅はJR嵯峨野線の梅小路京都西駅だが、嵯峨野線は本数が少ない上に、1編成あたりの車両数も少なく、おまけに車両がクロスシートなので乗れる人数も少ない。沿線には学校、観光名所、ショッピングセンターなどが多く、コロナ禍のときでさえスシ詰めに近い状態だった。
というわけで、地獄の嵯峨野線を避けるため、今回泊まるホテルは梅小路公園に向かうバスが通る、七条西洞院(しちじょうにしのとういん)というバス停に近いところを選んでいた。(アパホテル京都駅北)
梅小路京都西駅の近くにもホテルはいくつかあり、そのあたりに泊まれば今後3日間くらいの移動が格段に楽だったはず。
でもなぜか、どのホテルも価格帯が同じくらいで、しかも連泊するには少々きつい高級宿。
特に、梅小路ポテル京都には、ゲームルームや図書室、レコード室などユニークなスペースがあって、気になっていたのだが。ゲームルームにはアナログゲームが多く揃っているようなので、複数人で泊まるにはいいかもしれない。
閑話休題。雪なのでバスもどうなるか不安だったが、調べたらむしろ嵯峨野線の方が踏切点検で遅れているとの由。
バスで行こう。ただそんな状況だとバスも混んでるんじゃないか。
さらに調べると、京都鉄道博物館の「SLひろば」が閉鎖中!
2年半前は大雨のせいでSLがよく見られなかったのだが、今回は大雪か!
でもXを見ると、除雪はされているので、SLを見ることはできそう。
『近そうでまだ遠いSL<242日目 なかなか見られない蒸気機関車(8)>』
こんな情報収集に時間を取られて、ホテル出発が10時半を回る。
バスに途中のバス停から乗ろうとしても、混んでて乗れないかもしれないと思い、西洞院ではなく、始発の京都駅まで来てみた。
バス乗り場が人でぎっしり埋まってた。
行列が端で折り返して2列になっている。
この状況を見てバスを断念。
幸い、太陽が出てきて、雪が弱まってきたので歩くことにする。
駅前を10時55分に出て、線路沿いを通る。
梅小路にある京都鉄道博物館と京都水族館をイメージしたオブジェが、道沿いのところどころにある。
特急とすれ違う。カメラの準備にもたつき、通り過ぎた特急を、何とか振り返って後追いで撮影できた。
まあ普段から、なるべく運転士さんの邪魔にならないよう、鉄道写真は後ろから撮るようにしているけど。
そのために、自分が乗った列車を撮りたい場合、常に最後尾の車両に乗ってるけど。
(機関車が牽引する列車とか、あるいはバスとか、前後で姿の違う乗り物は別)
それよりも、この電車の形式は681系で合ってるのかどうか、自信がない。
11時13分、梅小路公園の南東隅に着いた。
このあたりに小さな梅園がある。紅梅がわずかに咲いているが、まだほとんどつぼみだった。
芝生広場が一面真っ白だ。
雪だるまを作る人々があちこちに。
このあたりが西八条第(にしはちじょうてい)跡。平清盛と平家一族が住んでいた所らしい。
梅小路公園| 京都市都市緑化協会
※あらかじめここで書いておきますが、「日本縦断ゲーセン紀行」なのに、今回ゲーセンには1回も立ち寄れませんでした。『太鼓の達人』でプレイする曲もある程度決めてきていたのですが。
特に『イースII』の『TO MAKE THE END OF BATTLE』は演奏したかったです。作曲者の古代祐三さんに昨年お会いしたのと、日本ファルコム創業者の加藤正幸会長が昨年末に亡くなられたということもあって。
VIDEO
京都鉄道博物館(梅小路京都西)
梅小路公園の西の端に、JR嵯峨野線の梅小路京都西駅がある。
この高架をくぐると、京都鉄道博物館だ。
旧二条駅の屋根が、見事に白くなっている。
11時35分、京都鉄道博物館に入った。(入館料¥1,500)
前回来たのが2年半も前なので、あらためてプロムナードから見る。
もちろん前回並みにじっくり見てしまうと、前回同様、閉館時刻までにSL扇形庫までたどり着けないので、ざっと見る。
蒸気機関車C62 26、80系電車、0系新幹線。
各車両の詳しい説明は公式サイトに載っているし、このブログでも前回までに書いているから、今回は略す。
京都鉄道博物館
0系の逆側(本館寄り)の先頭車の先端カバーに、「新大阪駅 60th ANNIVERSARY」と書かれていた。
本館へ。新幹線500系、昼行・夜行の二刀流特急583系のクハネ581形、交直流特急電車489系が並ぶ。
489系のヘッドマークが、エル特急・白山のものになっていた。
100系新幹線に、「山陽新幹線全線開業50周年」と書かれている。
引込線に、2年半前にはなかったクハ117形1号車が展示されていた。
(代わりに、トワイライトエクスプレス用のカニ24 12がなくなっていた)
京都鉄道博物館
梅小路公園| 京都市都市緑化協会
京都観光Navi(京都市観光協会) 京都府観光連盟
JRおでかけネット(JR西日本) 京都市交通局
※これまでの「日本縦断紀行」はこちら。
(続く)
今回のルート
京都観光Navi(京都市観光協会)
京都府観光連盟
JRおでかけネット(JR西日本)
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